育成・指導法改革

今、『小名川土木』は若手の育成・指導法づくりに取り組んでいます!

今、小名川土木には会社自体や、舗装の仕事に魅力や将来性を感じて入社してくれた仲間が大勢います。
でも正直にお伝えすると、せっかく入社してくれたのに、
統一されていない指導法や厳しい口調に限界を感じて会社を離れていった仲間もいます。

私たちは、これまでの若手の育成・指導法を見直す必要性を感じ、
2019年春から、「若手の育成・指導法づくり」をスタートさせました!


指導方法改革やマニュアルはこの業界にこそ必要なもの

「指導方法の改革」にむけて

指導方法の改革は、舗装・土木業界の中小企業で同じような取り組みをする会社は少なく、何かを参考にすることは難しかった・・・。

写真:技能実習生の工事作業の様子

そこでまずは、「若手育成」「マネジメント」などの専門書を読む読書会や勉強会を行い、若手の教育や理想の組織作りに関する知識を深めています。そして、小名川土木で働く若手の気持ちに、もっと歩みよることも大切にするようにしました。

一方的に怒鳴り散らす旧スタイルを見直し、積極的に先輩から声をかけて意見を聞くように心がけています。

『図解!初心者のための小名川土木流・舗装マニュアル』の作成

今は「仕事は見て覚えるもの」「技術は盗め」が当たり前だった時代とは違います。
「小さなことを質問しにくい」「一度教わった内容を忘れてしまった」など、後ろめたい気持ちになって、先輩に聞けずミスを繰り返し、 叱られてさらに聞きづらくなり、またミスをしてしまう……と負のスパイラルに陥ってしまい、仕事を辞めてしまう新人もいるのが現状です。

写真:鋭意製作中の様子

そこで現在取り組んでいるのが、分かりやすいマニュアル
『図解!初心者のための小名川土木流・舗装マニュアル』の作成。

重機の運転方法や仕事の手順など、そういった内容を写真付きで解説することで仕事への理解を深めるサポートとしても、現場で学んだことの復習としても使えるようにします。

また、これまで職人によってバラバラだった指導法(教え方)も統一することができるため、新人と指導者両方の負担を減らすことができると考えています。

見直すキッカケは、新人の
「仲間に向ける言葉じゃない」の一言

定期的な勉強会や『初心者必見!舗装仕事の図解マニュアル』作成の必要性を感じはじめたのは、ここ最近のこと。

それまでは、人手不足の問題よりも日々の業務の忙しさが上回り、あまり働きやすさへの取り組みはできず、“仲間”の退職の理由を深く聞くこともなければ「続く人は続くし、辞めたい人は辞めれば良い」という考えでした。

それに以前は先輩に怒られ、それを愛情と感じながら、根性で乗り切ってきたこともあり、
「今の若者は打たれ弱い」=「辞める側に原因がある」。
ずっとそう思っていました。


それを考え直すキッカケとなったのは、数年前に入社数カ月の新人が「仲間に向ける言葉じゃない」と言い残して辞めたこと。

これまで考えもしなかったひとことだったので、驚いたと同時に、今までの新人や社員に対する対応を反省し、会社としてこのままではダメだと一念発起。
深刻な人手不足や働き方改革の実現があちこちで叫ばれている今、これまで自己流だった指導法を見直すことにしました。

さらに、新人一人ひとりを大切にしながら、立派な一人前の職人にするためにはどうすれば良いか?
を考えることが会社のためにも大切だと気付かされました。

まだ未完成の仕組みづくりを一緒に

「育成・指導法改革宣言」をしたばかりの小名川土木。
社員全員で育成・指導法づくりに取り組んでいますが、まだまだ道半ばです。

そこで、お願いがあります。君の力を貸してください。君にとって先輩1年生である私たち社員に、いろいろな意見を聞かせてください。
新人も先輩もお互いに働きやすい職場を目指して、社員全員でこの仕組みづくりを完成させましょう!

働くロードは自分たちでつくる tel.097-520-0065
まずは採用エントリーから