舗装の仕事を知る

「道路をつくる」は「笑顔をつくる」わたしたち小名川土木は、主に道路舗装の仕事を行っている会社です。
もちろん、道路舗装以外にも、店舗や学校の駐車場の舗装や、公園の舗装。
一般住宅の舗装、インターロッキング工事まで、様々な業務をこなしています。

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  未経験者のミチロくん(20)

  「この仕事に興味があるけど不安も…。
  どんな仕事をするの？やっぱりキツいの？」

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  業界歴20年以上の丸山(専務)

  舗装のことなら何でも聞いてくださいね！
  この話で、働きたくなるかも！？

舗装の仕事について

「舗装」ってどんなお仕事ですか？

「舗装」とは、道路（車道・歩道）の耐久性を増すために、表面にアスファルトや石、レンガなどを敷き詰める工事を行う仕事のこと。
道路を頑丈に固めて表面を覆うことで耐久性を高めたり平坦性（道路がどのくらい平らに仕上げられているかを示す数値）を下げることで、安全で快適に荷物の運搬や移動をできるようにするんだよ。

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「アスファルト」ってあの黒っぽい道路のこと？

ちょっと違うんだ。
「アスファルト舗装」された道路は、ミチロくんが言う黒っぽい表面「表層」の下に「基層」「上層路盤」「下層路盤」の4層が路床の上に構築されているんだ。

この路床から表層までを新しく作ったり、凸凹やひび割れなどが見られた場合はその部分を削ってアスファルトを流し込みメンテナンスしたりすることが舗装の仕事だよ。

舗装（道路を作る工事）の流れ

へぇ〜！舗装の仕事が少し分かってきました！
具体的には、どんな流れで作っているんですか？

道路を作る工事は大きく分けて、「路床工事」と「路盤工事」の2つがあるよ。
現場の規模によって5人から8人のグループで作業を行うんだ。

5人〜8人グループで作業

路床工事について

「路床」というのは、普段私たちが歩いている部分（表層）のはるか深い部分にあって、道路の土台となるとても重要な部分のことだよ。ブルドーザーやモーターグレーダーという重機を使って地面をならし、ローラー車で転圧をかけて固めていくんだ。

いい道路を作るためには、道路の安定性を左右するこの「路床」がとても重要なんだ。
見えない部分だからと手を抜いてしまうと、すぐにヘコんでしまったりひび割れが発生したりして、耐用年数がとても短い粗悪な道路になってしまうんだよ。

路盤工事について

「路盤」は「路床」の上にあって、砕石や砂を敷き詰めた部分のこと。
ダンプトラックで砕石やクラッシャランといった材料を流し入れ、モーターグレーダーで敷きならした後にロードローラー車やタイヤローラー車で転圧して固めるよ。

路盤はその上の「基層」「表層」を支える役目があるので、しっかり締め固めることが肝心なんだ。最後は、現場の監督自らがローラ車やトラックを走らせて「ブルーフローリング試験」を行う。これにより、路床・路盤の締め固めが適当か、不良箇所がないかをチェックするんだよ。