代表メッセージ

誇れる仕事を、一緒に

「これは、俺がつくった道」——。
私は何十年も形として残っていく舗装の仕事に、誇りを持っています。

「いい仕事ができたとき、感謝されてうれしい」
「苦労した現場ほど成長できるし、記憶にも残る」
「達成感がある」

と、社員は言います。
私も同じことを思っていて、今でも現場最優先。
夏の暑さや時間との勝負など大変なことはたくさんあるけれど、この歳になっても毎日現場に立つほどこの仕事が好きで、ずっとやりがいを感じています。

君は、道路舗装の仕事にどんなイメージを持っていますか?

重労働でキツい仕事。炎天下の中でする仕事だから、夏は過酷。
“道路を作る”って、責任重大……。多分君は、舗装の仕事に「大変そう」というイメージを持っていると思います。

そう、「大変」なのは間違いありません

もちろん、屋外作業なので夏は暑い。機械が入れないところは手作業で行うし、重い材料を運ぶことだってあります。
社会・生活のインフラストラクチャー(インフラ)となる「道路」を作ることは、君が思うように、大変な仕事です。

でも近年、機械が進化したことで作業の機械化が大幅に進み、舗装仕事のおよそ9割が機械を使った作業に変わりました。
扇風機がついた作業着「空調服」が登場したことで、夏の暑さを少しは和らげることができるようになりました。

一昔前はキツくて、暑くて、大変だった舗装の仕事。
でも、このように少しずつ作業環境は変化していて、当時とは比べ物にならないほど改善されているんです。

今も昔も変わらないのは「責任がある仕事」ということ

私たち『小名川土木』について

昭和39年創業。
これまで50年以上、小さな穴ひとつを埋める身近な依頼から新たな道路を作る長期プロジェクトまで、大分全域で民間・公共問わず舗装工事を行なっている会社です。道路・駐車場・店舗・個人宅などの舗装・補修を通して、みなさんの安全を守るため、暮らしをより便利にするためのお手伝いをしています。

1982年、当時22歳だった私は母の病気をきっかけに自分の将来をしっかりと考え始めました。そして、父が立ち上げたこの会社『小名川土木』を継ぐことを決意。それから3年間、広島にある共栄会所属の舗装会社で修行した後、『小名川土木』に戻りました。
今は、自社の仕事をはじめ東証一部上場企業である舗装業界大手『前田道路株式会社』の県内唯一の関連企業として受注した仕事など、ありがたいことに、年間を通じて途切れることなく仕事ができています。

技術は人に蓄積する

近年この業界は、生産性向上のための「i-Construction(ICT)」により、レーザースキャナを使った管理や無人航空機(ドローン)での測量など作業の機械化・ハイテク化が進んでいます。近い将来、弊社もICTを柔軟に導入する予定です。

作業を機械化すれば間違いなく、もっと便利に、もっと働きやすい環境を作ることができるでしょう。
しかし、技術は人に蓄積していくことを忘れてはいけません。
機械を扱うのはあくまでも人であり、今まで以上の責任とプライド・やる気を持って仕事をする必要があると考えています。

「我よし、他よし、すべてよし」 今、会社は変わろうとしています

弊社の経営理念のひとつに、「丁寧で確実な仕事をする」というお客さまとの約束を掲げています。
このためにも必ず達成したいのは、「社員数を3年以内に2倍に増やし、すべての社員に免許取得を奨励(もちろん費用は全額会社負担)」

その結果として社員の給料と会社の質を上げ、社員と共に成長する会社になる」ことです。
これは、江戸〜明治時代に活躍した近江商人の経営哲学『三方よし(売り手と買い手が満足するのは当然で、社会に貢献できてこそよい商売である)』という考え方をヒントに、会社として利益を求めるだけではなく、社員もお客さまもみんな笑顔になってもらうためには何をするべきかを考えて描いたビジョンです。

まずは、働きやすい会社であるための仕組みづくり

現在進めているのは、勤続年数に応じた給料の推移や資格の習得時期・昇給時期などを具体的に明示し、社員の将来設計に役立つキャリアパスの作成。そして、新人研修をする際の指導・教育法や作業工程のマニュアル化です。

特にこの指導・教育法に関しては、これまでの反省点も含めて現代の若者向けに作成。
この業界の“新人に厳しい先輩”というイメージを変えるものです。

ただ、この仕事は命に関わることも多いので、騒音のある現場では「何しちょんか!!」と大分弁が大声で飛んでくる時もあることを先にお伝えしておきますね。

今弊社は、より良く変わろうとしている真っ最中。
近い将来、「舗装なら『小名川土木』に任せたい」「ずっと『小名川土木』で仕事をしたい」と思ってもらえる会社になる自信があります。

始めるきっかけは何でもいい、大切なのはその先

先輩社員に入社した理由を聞くと、
「時給が高かったから」
「自宅から近かったから」
「体力には自信があったから」など、

え?そんな理由で?と、思わず驚いてしまうような答えが返ってきました。
そんな私自身もこの業界に入ったきっかけを振り返ってみれば、「お金欲しさのアルバイトで何となく」だったことを思い出します。

そう、始めるきっかけなんて、何でもいいんです(笑)。

大切なのは、会社に入って、仕事を知って、技術を習得して、それを続けること。
その先に、「俺が作った道」と家族や彼女に自慢したくなるようなやりがいと達成感があります。
この会社で学ぶこと、経験することは、お金では買えない。絶対に無駄にはなりません。

このメッセージを読みながら(このサイトを見ながら)、
「そんな『小名川土木』で働きたい」と思ってくれた君に会える日を楽しみにしています。

君は、未来に向かってどんな“道”をつくりますか?

カッコイイ道を作るのに欠かせない、頑丈な土台は用意してあります。
思い通りに進まない時、くじけそうな時、諦めたくなる時もきっとある。
でも、心配はいらない。そんな君をサポートをする心強い仲間・先輩がいます。
どんな道路も一人でつくることはありません。チームだからこそ完成するのです。
5年・10年・20年かけて、まっすぐな君の、人生という“道”を一緒につくろう。

記憶に残る、道づくりをしよう。

MESSAGE 小名川浩明
【プロフィール】
1960年9月23日大分市生まれ
大分実業高等学校(現 楊志館高等学校)機械科卒業
【資格・教育】
2級土木施工管理技士
2級建設機械技師
趣味 水耕栽培
好物 やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ(山本五十六)
尊敬している人 父親